paysage de vigne en champagne

シャンパーニュ地方の四季

一年を通して入念な手入れが施されるブドウ畑

春… 自然が目覚めるとき

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vigne printemps

シャンパーニュ地方の春  

シャンパーニュ地方の春は、木々や花々、動物たちが目覚め、ほとばしる自然そのものです。  

3月の終わりから4月初め頃、気温が穏やかになると、ブドウ畑は活気にあふれます。 芽吹きのこの季節は、「摘芽」の時期でもあります。 こうして、ブドウ栽培者にとって新しい栽培シーズンが始まります。 余分な若芽を取り除き、新梢を誘引して繁茂を抑える…。つると葉が伸びすぎないように、ブドウの品質を高めるためのさまざまな作業が続きます。 

この季節、散歩やサイクリング、乗馬をしたり、ピクニックやブドウ園の見学を計画したり…。アクティビティには事欠きません。 

5月。 新芽は葉になり、畑のあちこちで花が咲き始めます。 冬が過ぎ去ったからといって、遅霜に襲われて収穫に被害が出る可能性はまだあり、決して油断はできません。  

カーヴでは、昨年の収穫分のワインの熟成が続き、ボトルの中で、 独自の個性、アロマ、泡が徐々に生まれます。

さまざまな視線

ブドウ栽培・ワイン生産者とシャンパーニュメゾンが語る春

vigne au printemps

ブドウ栽培者の視線

「 春にブドウの木が目覚めるのを見るのはとても感動的です。 かけがえのない自然を大切に守っていかなければなりません」

vignes au printemps

メゾンの視線

「春は非常に重要な時期です。 この時期の作業がその年の収穫を左右するため、普段に増して、手入れと注意を怠りません。 」

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輝く太陽の下、緑豊かなシャンパーニュ地方の夏

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Vigne en été

シャンパーニュ地方の夏  

この季節は、ブドウ畑を散歩しながらブドウの熟成の様子を観察するのに最適です。 ルーフトップのテラス席やツリーバーで、自然の景観を眺めながらアペリティフに数あるシャンパーニュワインのひとつを味わうのもいいでしょう。 涼みがてらヴィニュロンやシャンパーニュメゾンのカーヴを見学する機会でもあります。  

6月末になると、日差しが強くなり、葉が茂ったブドウの株は高温にさらされますが、 果実はこのの陰で守られ、ブドウ栽培者が見守る中、最適な状態で順調に育っていきます。 暑い日が続くと、今度は雷雨に注意しなければなりません。特に雹は、大きな被害が出ることがあります。  

日が長い夏場は、夜遅くまでこの美しい緑の丘を散歩できます。 「Vign’Art」(ヴィニャート)フェスティバルの一環として当地方の各所に展示されている現代アート作品を探しながら、シャンパーニュのブドウ畑の眺めをお楽みください。 

さまざまな視線

ブドウ栽培・ワイン生産者とシャンパーニュメゾンが語る夏

vigne en été

ブドウ栽培者の視線

「夏の間、こんなに美しい風景の中で毎日作業できるというのは本当に幸せだと実感します。 」

Visite de cave

メゾンの視線

「夏は、素敵な体験をしようと(そして涼みがてら…)、数多くの観光客が訪れます。 」

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晩秋に色づくブドウの葉

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vignes en automne

シャンパーニュ地方の秋  

夏が過ぎ、秋の初めには、ブドウの実はよく熟し、果汁をたっぷりと含んだ状態です。 この時期、ブドウ栽培者は始終観察を怠りません。 収獲開始はもうすぐです。 ブドウ栽培者が目を凝らしているのは、ブドウが完熟を迎える瞬間です。たいていの場合9月ですが、 近年では、8月中旬から収穫が始まることも珍しくありません。  

さあ、いよいよシャンパーニュ地方の収穫! 畑では皆、実を摘むのに大忙しです。 シャンパーニュ原産地統制名称の規定により、機械を使用することは禁じられているため、収獲はすべて手摘みで行います。 収穫後は、ブドウの実が傷まないように、房ごとできるだけ早く圧搾所に運ばなければなりません。 収穫が始まるこの時期に、「Vendangeur d’un jour」(1日収獲体験)キャンペーンに参加して、この行ったり来たりのユニークで楽しい1日を過ごしてみてはいかがでしょう。 「Cochelet」(コシュレ)や「Chien」(シヤン、オーブ県のみで使われる言葉)など、収穫の終わりを祝う伝統的な収穫祭に参加してみるのもお勧めです。 

そして、このブドウがシャンパーニュになるための、長い旅が始まります。 圧搾、タンクを使用したアルコール発酵…。秋は、シャンパーニュ地方全体が醸造の周期に合わせて動き出す季節。その最高潮ともいえるのが、10月末の「Champagne et Vous」(シャンパーニュ・エ・ヴー)フェスティバルです。2日間にわたって、ブドウ園の見学や数多くの醸造者との出会い、テイスティングなどが催されます。 シャンパーニュ造りが行われている場所を実際に体験できる絶好の機会です。 また、毎年10月の第4金曜日のシャンパーニュデイもお忘れなく。  

シャンパーニュ地方の景観は徐々に変化していきます。 ブドウの葉が紅葉するにつれて、秋らしい、黄色、オレンジ色、赤色に染まる丘陵地。 色づいた葉に輝く、一筋の光…。 何とも美しい光景です。  

秋も深まり、11月になると、再び剪定が始まります。もうこの時から、翌年の収穫に向けて準備をするためです。 こうして一歩一歩、ブドウ畑に冬が近づいてきます。

さまざまな視線

ブドウ栽培・ワイン生産者とシャンパーニュメゾンが語る秋

vigne en automne

ブドウ栽培者の視線

「秋は私たちにとって重要な時期です。 数か月間にわたる努力の成果を手に入れるときです。 」

Cuverie

メゾンの視線

「秋は、キュヴェにとってすべてが始まる時期。 ブドウの収穫後、すぐに醸造が始まります。ブドウがシャンパーニュに生まれ変わる重要な段階です。 」

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生育サイクルの終わり... 冬

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la vigne en hiver

冬のシャンパーニュ地方

冬は、一年のうちでブドウ畑が最も静かになる季節です。  12月にやってくる寒さは、海洋性気候の影響を受けるこの地域では比較的穏やかです。 とはいえ、日は短くなっても、作業が終わったわけではありません。 年末年始のお祝いのシーズンが近づくと、これまで以上に活気にあふれます。 ワイン生産者とシャンパーニュメゾンの双方にとってとても忙しい時期です。 

11月末から12月いっぱいまで、ランスの素敵なクリスマスマーケットが開かれます。 ランス・ノートルダム大聖堂の周りにシャレーと呼ばれる屋台が軒を並べ、この地方の特産品や名物料理などを販売します。 オーブ県にお越しの際は、ぜひトロワでごゆっくりお過ごしください。クリスマス時期は特に「Les Bulles Enchantées」(レ・ビュル・アンシャンテ」がお勧め。 大人も子供も楽しめます。  

やっと目まぐるしい年末年始シーズンが過ぎると、ブドウ農家とシャンパーニュメゾンは聖ヴァンサンを祝います。毎年、1月22日の前の土曜日に、 各村のブドウ農家やワイン生産者が集まり、守護聖人に前年の収穫を感謝し、新しい年の加護を祈る行事です。 数百人の参加者が伝統衣装をまとって街を歩く、シンボルに満ちた1日です。

ブドウ畑では、ブドウ樹は徐々に葉を落とし、むき出しの状態です。 ブドウ栽培者は、12月中旬から1月中旬まで、剪定を中断します。 ブドウ樹は生育を止め、冬眠に入ります。 1月中旬から、春の訪れと生育サイクルの再開に備えて再び剪定が始まります。

さまざまな視線

ブドウ栽培・ワイン生産者とシャンパーニュメゾンが語る冬

Vigne en hiver

ブドウ栽培者の視線

「収穫が終わるとさっそく剪定を行います。 昔から繰り返されてきた、次の季節に備えるための作業です。 」

Bouteilles

メゾンの視線

「 シャンパーニュは多くの人々に愛される華やかなワインです。 私たちは、何週間も前からチームを動員し、受注・発送の対応にあたっています。 »

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